concept 理念

ゼミナール

建築の設計や計画は、実際的な論理的思考の上に立つものでなければなりません。このため建築を計画 ・デザイン・歴史といった観点から考えます。内外の建築や文献を解読し、分析・評価する力を身につける こと、フィールドワークを通して具体的に体験することが重要です。その訓練として実際のコンペや設計作品 を題材として様々な評価軸を設定しながら建築の多様性と社会性、責任を考えます。

研究室の活動

研究室としては、オペラ、演劇、音楽など様々な舞台芸術のための空間について調査・研究をする機会が 多く、またこうした活動を通して、文化や生活の問題に関心を持っています。
人間が日々の生活に生き甲斐 や潤いを感じるためには、文化的環境を形成するためには、建築的なアプローチのみならず、マネージメントや 技術・行政などに関わる研究や交流・活動が不可欠です。こうした問題意識から、以下のテーマを中心に、論理的 思考と建築デザインの統合を目指して活動しています。研究を通して、文化や生活環境の問題を考えることが 目標です。
1)劇場/コンサートホール空間(設計/計画/運営/評価)
2)文化施設の活動と計画(機能/経済/観光)
3)施設評価(運営/建築)
4)生活文化の変貌と空間(安心/非血縁/共同)
5)空間知覚と行動(安全/防災/空間行動)
6)50年後から考える建築
7)法規の成立プロセスと建築計画
8)ビルディングタイプの源流